ある食品製造会社の制作プロセスでの話です。
基礎マニュアルの制作終盤で確認用の最終校正版を提出した際に、経営者ほか幹部、若手中堅代表に内容を確認していただきました。
若手代表のAさんは、ヒアリング・取材時の社内調整やスケジュール調整などで協力をしていただいたのですが、最終校正版の確認をしていただいた際の感想。
「このマニュアルがあればもっといろんな事が早く理解できましたよ~!」
「ここに書かれてる組織の機能や業務の全体像なんか理解きたのは最近ですよ~!」
70名ほどの歴史ある地場優良企業で、顧客は大手上場企業が中心。
Aさんは製造現場を経験し、今は管理部門に配属されている30代後半の10年選手。
社内でも評価が高く間違いなく幹部候補の一人です。
その彼が、新人教育用の「基礎マニュアル」をみて上記の反応。内容は決して幹部向けのマニュアルではありません。
経営者の皆さん、どう考えますか?